「ラルフ ローレン」が宇宙服を着想源にした人気ジャケットをアップデート 発熱ヒーターを搭載

「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」は創業50周年を記念し、ブランドのアイコンであるジャケットに発熱ヒーターを搭載した限定モデル“Polo 11 ジャケット”と“グレイシャー ダウンジャケット”を発売する。

この発熱ヒーターは、「ラルフ ローレン」がオリンピックアメリカ代表選手のために開発した発熱技術を進化させたもので、Bluetooth経由でアプリ「RL Heat」を使って温度調節が可能。このアプリは外の天気を表示することもできるため、その時の状況に合わせた温度調節ができるという。バッテリーはジャケットの内ポケットからUSBで充電でき、加熱可能時間は最大出力で最長3時間だ。なお、このバッテリーから携帯やスマホの充電もできるという。ジャケットには放熱機能を持つシルバーの裏地を採用。裏地には電気伝導性カーボンとシルバーのインクでアメリカ国旗をプリントした。

“Polo 11 ジャケット”は、1997年に発売した「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」の“ホワイトジーンズパーカー”をアップデートしたもの。“NASA ムーン パーカー”とも呼ばれる“ホワイトジーンズパーカー”は、20世紀に宇宙飛行士が着用した加圧スーツにインスパイアされたもので、現在リセール市場で最高2500ドル(約27万円)程度で取り引きされている人気モデルだ。

さらに今年は、アポロ11号が人類初の月面着陸を成功させてからちょうど50年になる。「ラルフ ローレン」のデイヴィッド・ローレン(David Lauren)=チーフ・イノベーション・オフィサーは、ジャケットは紛れもなく『ラルフ ローレン』と『ポロ ラルフ ローレン』だが、NASAの偉業にインスパイアされた」と、この歴史を変えた瞬間へのオマージュだと語る。

“Polo 11 ジャケット”は2月中旬に「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で発売予定。「ラルフ ローレン」の店舗での取り扱いの有無や発売価格などは未定だ。また、ネイビーとシルバーで2色展開する“グレイシャー ダウンジャケット”の日本での発売は未定。

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